人の優しさに触れた話

自担がグループに途中加入してから半年が経った。

なんだかここまでくるのはあっという間で、半年の間にピースが埋まってきて当時の状況を知ることが増え、アイドルたちの心境を少しながら知ることができた。

言葉にしてくれたり行動にしてくれたり、人によって様々ではあったが、この半年間を楽しく過ごせたのは彼らの努力の賜物だろう。それだけは確実に言える事だと思う。


さて、今回はそんな彼らへ着眼するのではなく、この半年間私は沢山の人、ファンの方たちに助けられてきました。その幸せを少しでもお裾分けできたらいいなと思ってこの記事を書くことにしました。これからはじめて現場に行くのが不安な人たちに少しでも安心してもらいたくて、長くなるとは思いますが読んで頂ければ幸いです。

 

Snow Man LIVE 2019 〜雪Man in the Show〜(03.24-03.25)


9人になってから初お披露目の現場にありがたいことに2回入れることになった。良からぬ噂を聞くことも多かったが、幸いにも友人が岩本担だったため、それだけで心強かった。


そして、さらに心強かったのが今回の公演に入るにあたって関わった阿部担の方だった。既存のフォロワーさんにSnowMan担の方はいましたが、加入後初めて関わるスノ担がその人でした。正直、最初お話しした時はすごいドキドキしました。受け入れてくれてる人なのか、とか色々。でも、そんな思いと裏腹に本当に温かい言葉をたくさんかけていただきました。その方自身は、"最初は落ち込んだけど、前を向けるようになった"…と。その方からもらった言葉のすべては、加入側のファンにとても寄り添ってくださったものばかりで、私は自担についていくという気持ちだけは最初からありましたが、このグループの未来を見たい!と思えるようになれるきっかけとなりました。実際に関わった方から、はじめて前向きな話をしていただけて、当時の私にとっては本当に救いでした。

それから、お互いの自担のお話を沢山したり、これを書いてる今も、最近のあべこじの話をしたり、私の自担に対してとても嬉しい言葉をかけてくれたり、そして、私がファンとしての色々を考える時には、色々話を聞いて的確な返答をしてくれます。

その方と、実際お会いした際、ご一緒にいた宮舘担の妹さんにもお会いして、公演後"康二すごい歌うまかった!!かっこよかった"って大はしゃぎで言ってもらえたのも本当に嬉しかった……。色々な考えの方がいる中で、前向きな言葉をかけてくれ、優しさに触れた瞬間でした。


そして次にお話するのは、そんな横アリの初公演を終え、笑顔になってもらえた話です。

初お披露目の現場ははっきりいって怖い気持ちがなかったわけではありません。

公演後、泊まりのため大荷物を抱えていた私たちは幸いにも座ることができました。そんな中、後から電車に乗ってきたお姉さん2人がいて、私たちの向かい側が空いていたため座るか迷っていました。足元の荷物を少しどかして、座りやすいようにしました。明らかに同じ現場帰りのお姉さん2人だったので、もしかしたら自担の悪口言われるかもな、、近距離すぎてさすがに聞こえるからそれだけは勘弁なんて思っていた矢先に、1人のお姉さんの担当が自担と判明し、恐る恐る話しかけることに。

"銀テ2枚取れたんですけど、1枚いりますか?"と。

すると、もう1人のお姉さんが遠慮がちに"もしよかったら"と言ってくれて、お互いに少しお話をすることに。もう1人のお姉さんは、本当に不安そうな顔をしていましたが話をしてすぐにラウール担と判明しました。

友人と私は"ラウールすっごいかっこよかった!"と感想告げると、泣きそうになりながら喜んでくれました。"はじめての現場だったし、滝沢歌舞伎のネタもわからなくて、、"とポツリポツリと呟くお姉さんでしたが、"頑張っていきましょうね!"って伝えると、笑ってくれました。私たちも少しは救いになることはできたのかもしれないな〜と思える瞬間でした。いまそのお姉さんはどうしているかはわかりませんが、変わらず応援していることを願ってます。また、どこかの現場で会えたらいいなと思います。

 

2日目の夜、私たちは立ち見席で公演に入ることになっていた。私と友人の番号は後ろから2番目だったため、後から来る人たちがどう並べばいいか困っていたりしたので、積極的に前に並ぶように声かけを促した。

そして私たちの1個前の番号だったマダムさんたちが、私たちが案内したこともあり声をかけてくださった。ネイルからしておそらく岩本担と渡辺担の方かなと思いつつ、私も最初は話しかけられる言葉に応答していたためそういう話はしなかったのだが、昨日の公演の話で自担の名前が出たため、私向井担なんですと話すと、

"康二くんめっちゃいい子ね〜お水とか配ったり配慮ができるし、その他諸々本当に優しい子だね"と、言ってくださった。思わぬ肯定的な言葉が本当に嬉しくて、"昨日の公演で康二くん、他のメンバーのファンに気づいて近くにいたそのメンバーに教えてあげてたんです"と鼻高々に話すと、とても感心してくださりました。それから、入場までずっと話をさせていただきました。立ち見の場所は離れてしまいましたが、見える範囲で楽しそうにされてるのを見て思わずほっこりしました。そして、コンサートの終盤、メンバーカラーの風船が落ちてくる演出があり、友人と私のところには落ちては来なかったのですが、まあ、仕方ないと諦めていました。その後スタッフさんが、立ち見の人たちにも風船を渡してくれる中、人が歩いてくる気配を感じてそちらを向くと、そのマダムの方の1人が落下物の風船、しかも私と友人のそれぞれの自担のメンバーカラーの風船を持ってきてくれました。渡すだけ渡してササっと席に戻ったため、そちらを見ると手を振ってくれて、ライブ終盤コンサートの素晴らしさと、人の優しさに触れて感極まった。オレンジの風船を大事に持って最後まで見届けた。公演後改めてお礼を告げ、駅まで急ぎながら、その出来事も踏まえて最高のコンサートだったな〜と、思い返してみても、一生忘れられない出来事を味わったと思う。


ジャニーズ IsLAND Festival(05.26)

友人がたまアリに連れて行ってくれることになり、なにわ男子との共演を楽しみにGWを生き抜いた。接客業をしているため、土日は基本的仕事なのだが、なんとか休みを勝ち取ってオーラスに入ることに。

前日の物販売り切れ情報に自担の名前があったため本当に恐怖の中物販列に並んだ。午後からの販売だったが、当然午前にはスタンバイし結局販売も午前から開始となった。

並んでいると悲鳴の嵐。うちわ売り切れの悲しいお知らせに毎度その場は騒ついた…。あの空間の緊張感は今でも忘れられない。買う予定だった、目黒くんと道枝くんは一瞬でなくなり、せめて自担のだけでも……………なんて思っていた矢先に、"向井康二さん売り切れ"のアナウンス…いや本当にあれは絶望…………。まだ買う目的があるためその後も並んではいたが放心状態。泣いてる人もちらほら見かけた。私は必死にSNSを駆使した。これで見つからなかったら諦めなきゃな…、と。たかがうちわかもしれないが、こちらにとってはされどうちわなのである。

ありがたいことに優しいフォロワーさんたちが拡散してくださり、そして1人の方からDMをいただいた。その方は向井担の方だった。なんと、うちわをお譲りいただけることに……!"康二くんが欲しいって方に行き渡る方が嬉しい"とその方は言ってくださいました。その方とは、あとからSNSにてゆっくりお話しさせてもらったのですが、その方も"過去に向井担方達に優しくしてもらったので"と言っていました。優しさの連鎖……!私自身、向井担の方たちは尊敬する方が多いなと感じていたのですが、今回助けていただき、私もお譲りいただいた向井担の方のようになりたいなと心の底から思いました。笑顔の康二くんは本当に宝物で、毎日仕事で疲れた日もそのうちわのおかげで明日も頑張ろうと思えます…。本当にありがとうございました。


三婆(06.26)

この話はファンの方との話ではないのですが、現場にて心に残っている話の1つなので紹介させていただきます。

元から、オタクとしての活動以外でも1人で行動が平気なタイプな私は、関西への遠征は2度とも1人でした。自担が出る舞台を楽しみに夜行バスに乗って、ロケ地巡りをしながら待ちに待った観劇でした。

松竹座の前で、ポスターの写真を撮ったりと幸せを噛み締めていると、見知らぬおばちゃまお2人に声をかけられました。康二くんのファンではない方達でしたが、いっぱいお話してくれました。"この子が出るんですよ"ってポスターを指差して紹介したところ"向井くん楽しみにしてるね"って言ってくれたり、私自身への嬉しいお言葉もいただきました。入場まで一緒にし、お菓子までもらって最後ハイタッチをしてお別れしました。1人行動ができるとはいえ、そうやって声をかけてくれたことが本当に嬉しかったですし、楽しみにしてると言ってくれたその言葉が本当に嬉しかったです。

 

 

この半年間本当にたくさんの人の優しさに救われたなと書いていて改めて感じました。本当にありがとうございました。私の現場運がいいのかもしれませんが、人に優しくしていただけた分、私もこれからせっかく大好きな人に会える日ですから、その日が心の底から楽しかったと思えるように、関わる人たちとひと時の時間を最高の時間にしたいなって心の底から思えました。

人の優しさを共有することで、少しでも皆さんに幸せがおすそ分けできたら幸いです。皆さんの現場が良いものになりますよーに。長くなりましたが読んでくださりありがとうございました!

 

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